駅弁大学生のブログ

地方国立の大学生です。

『ラーゲリより愛を込めて』感想会です

 一ノ宮です。昨日告知していた通り、『ラーゲリより愛を込めて』の感想を綴っていきたいと思います。非常に良い映画で涙鼻水止まらなかったですね。ネタバレは無いように書きますので、安心してみてください。

 何よりも驚くのはフィクションでは無いということ。映画CMの段階で謳っていたと思うが、惨状を目の当たりにすると伏せて考えたくなってしまう。一人の人から希望を他の人へ紡ぐ。その人たちが世代を超えて希望を紡ぐ。希望を捨てずに生きる。言うは易しだが、その生きざまを体感する機会は少ない。

 ”ただ生きること”を生きるとは言わないと主人公の山本は説く。はたして今の私たちがその考えに準して生きているのだろうか。無為に日常を消費してしまっているのではないだろうか。まさに今戦争や紛争が起きる中他人事ではない。終わりがあるからこそ生きることが出来る。そのことを痛感させられた映画だった。

 残された”人”に焦点を当てられた時が一番泣いてしまった。出兵を見送る兵士の母、妻や子供たち、同じラーゲリ(収容所)に拘留された同志たち。一人一人にストーリーがあり、紡いでいく。左の言葉は映画を観たときに多分実感することが出来るので、ぜひ劇場まで観に行ってみてください。非常に良い映画でした。

 

そういえば昨日はブログのアクセスが過去一多かった日です。なんでかわかりませんが、日記祭に関連したのが入っていたからかもしれませんね。来週から沖縄に行く予定なので、面白い日常を綴ることが出来るかもしれません。そうしたら、積極的に参加申し込んでみたいと思います。

それではまた明日